プロパンガスのデメリットだけを業者目線で正直に伝えます。全10選!【2025年最新版】

目次

  1. 家計を圧迫する高いガス代の理由を知りたい
  2. 賃貸・持ち家のどちらでも、都市ガスと迷っている
  3. “プロパン物件はやめとけ”という口コミの真偽を確認したい
  4. コストを下げる方法や回避策を探している

そこで本記事は“デメリット”に絞り、判断材料になる情報だけをまとめました。


1. ガス料金が都市ガスの1.7〜2.3倍と高い

プロパンガスは配送コストと自由料金制が重なり、全国平均で都市ガスの約1.7〜1.8倍、地域によっては2倍超になるケースも珍しくありません。​

地域別に都市ガスとの料金差を確認したい方へ


2. 料金体系が不透明で“言い値”になりやすい

都市ガスと違い公的な上限規制がなく、販売店ごとに価格を自由設定できます。


料金表を公開しない業者も多く、同じエリア・使用量でも世帯ごとに請求額が違うことが日常的に起こります。​


3. “無償貸与”設備費の上乗せ問題

給湯器やエアコンなどを「無料設置」と称して、その費用をガス代に上乗せする商慣行が長年続いてきました。

2025年4月から設備費の転嫁禁止が施行されますが、現場ではまだ完全に是正されていません。​

無償貸与とは?どいう仕組み?


4. 賃貸ではガス会社を選べないことが多い

集合住宅の契約権限はオーナー側にあり、入居者は高額でも変更不可。値下げ交渉もオーナー経由になるためハードルが高いのが実情です。​

賃貸が高い理由詳細をまとめました。


5. 価格変動リスクが大きい

原油価格や為替の影響を受けやすく、2022年以降のエネルギー高騰局面では値上げ幅が都市ガスより大きくなりました。

今後も市場連動で上下するため、家計予測が立てにくい点は要注意です。​


6. ボンベ設置スペースと交換の手間

屋外に50〜60 kgのボンベを2本置くのが標準。

景観を損ねるうえ、雪国や狭小地では交換作業が難航します。

配送員の訪問時間も生活動線に影響します。​

プロパンガスボンベの詳細について


7. 空気より重く、漏れると床にたまる

プロパンは空気の約1.5倍の重さで、漏れると床面に滞留しやすく爆発リスクが高まります。警報器の設置位置も床近く限定のため、都市ガスより保安コストがかさみます。​

propane-gas.or


8. CO₂排出量は都市ガスより多い

1 m³あたりのCO₂排出係数は都市ガスを1とするとプロパンガスは約1.16倍

省エネ住宅の評価や環境配慮を重視する場合はマイナス要素になります。​


9. 料金の地域格差が大きい

販売店が2万社超と乱立し、同県内でも1.5倍以上の価格差がある例も。

引っ越し先で相場を調べないと思わぬ高額請求に直面します。​


10. 乗り換え時にトラブルが起こりやすい

「1週間ルール」など業界独自の手続きが複雑で、解約時に引き止めや違約金を求められる事例が後を絶ちません。十分な事前確認が必須です。​

全国LPガス協会資料より


デメリットを把握して選択を

プロパンガスは利便性や災害対応力で優れる一方、コストと透明性、保安面で明確な弱点があります。

賃貸なら物件選びの段階で、持ち家なら販売店の見直しでリスクを最小化しましょう。

 ガス会社を変えたい方へ
【重要情報】をおしらせです!

実は、今使っているガス会社から、ほかのガス会社に変えられないことがあります。

理由は、「ガスボンベを運ぶ人(会社)」が決まっていたり、 ガスを売るお店(卸売り店との関係など)が特別な関係にあることがあるからです。

たとえば…

配送委託(はいそういたく)

「ガスボンベを運ぶ仕事」をほかの会社にお願いしている状態。 そのため変更したいガス会社のガスボンベ配送を、 今のガス会社が担当している場合は変更できないことも!

卸売り・小売り

大きな会社がガスをまとめて売り、 小さなお店がそれを仕入れてお客さんに販売する関係。 この場合「同じグループなので変えられません」と言われることがあります。

だからこそ、関係のない会社を見つけて しっかり切り替えられるか確認することが大切です。 でも、全部を聞いて回るのは大変ですよね…!

そこでおすすめなのが、下の相談窓口に問い合わせる方法です。 さまざまな地域のガス会社と連携しており、 私たちが安心して切り替えできるようサポートしてくれます。

まずは気軽に相談してみましょう!

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NEW

適正価格と平均価格の差額|10 m³ 2025年
プロパンガス 適正価格と平均価格の差額
(10 m³・税込 / 2025年)
地域適正価格平均価格差額
北海道5,830円9,911円+4,081円
東北5,720円9,644円+3,924円
関東4,950円8,241円+3,291円
中部5,500円9,021円+3,521円
北陸6,710円10,736円+4,026円
近畿6,380円9,008円+2,628円
中国6,160円9,856円+3,696円
四国6,160円9,856円+3,696円
九州6,160円9,784円+3,624円
沖縄6,050円9,200円+3,150円
全国平均9,458円
※10 m³ は 2〜3人暮らし(毎日シャワー+週3回自炊)の目安使用量
📰 Media Pick
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Chunichi

中日新聞が LPガス料金の“地域格差” を報道 —『自由料金の盲点、家計直撃』

東海地方の代表紙も ガス料金の不透明さ に注目。 平均価格と適正価格の差 を明示し、 「比較・診断が節約の第一歩」 と訴えています。

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Nikkei

日経新聞が LPガス料金の“見えない割高” を特集 —『地域で最大2倍の価格差、家計圧迫が社会問題に』

プロパンガスの適正価格と平均価格の乖離が “家計インフレ”の新たな火種 として報道。 当協会のデータも引用され、料金診断の必要性がクローズアップされています。

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Yomiuri

読売新聞が ガス料金の“不透明さ” を警鐘 —『利用者保護へ情報開示と競争促進を』

大手紙が相次いで LPガス問題を報道。 「契約の見直しが家計守る鍵」 と主張し、 当協会のデータを引用して 料金診断の重要性 を説いています。

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