ガス使用量がおかしいと感じたら読むページ【2025年版】問い合わせテンプレート有。

「請求額が急に跳ね上がった」「検針票の使用量がいつもの倍」――そんな“ガス代ショック”を受けたとき、原因を突き止めないまま支払うのは危険です。

この記事では、セルフ診断 → 原因特定 → 解決策までを最短ルートで解説します。


STEP1|まずは5分セルフチェックで異常をあぶり出す

  1. 先月比チェック…検針票で前月比%を確認。20%以上増なら要警戒。
  2. 従量単価の確認…値上げ通知の有無・単価(円/m³)を比べる。
  3. 機器イベント…給湯器交換・ガス暖房器具追加の有無。
  4. 天候・季節要因…寒波・水温低下で冬場は最大1.8倍まで増加することも。
  5. メーター表示…エラー点滅&遮断サインがないか、匂い・音など漏れ兆候チェック。

いずれも「異常なし」なのに請求だけ高い場合、検針ミス・給湯器劣化・単価高止まりが濃厚です。


STEP2|平均値と比較して“どのくらいおかしいか”を数値で把握

■ 都市ガス:世帯人数別・平均月間使用量&料金

人数平均使用量
(m³/月)
平均ガス代
(円/月)
1人10.03,163
2人17.85,129
3人23.45,809
4人30.15,555

出典:エネチェンジ統計(2023年10月〜2024年9月)

■ プロパンガス:世帯人数別・平均月間使用量

人数夏季
(m³)
冬季
(m³)
全国平均単価
(円/m³)
1人5.29.4724
2人8.715.1724
3人10.918.6724
4人12.721.5724

出典:エネピ統計2024年

上表より、たとえば都市ガス2人暮らしで使用量が月30m³を超えていれば“平均の約1.7倍”です。

請求が高いのは「使いすぎ」か「単価高」いずれか、またはその両方と考えられます。


STEP3|原因別フローチャートでピンポイント対処

  1. メーター・配管の異常
    遮断・エラー→ガス会社緊急窓口へ連絡(24h)
  2. 検針ミス・メーター交換時の読み違い
    検針票写真+前回票を用意しガス会社に再読取を依頼
  3. 給湯器効率低下 or 設定温度上げ過ぎ
    給湯温度を-3℃、ファンヒーター設定を見直し
  4. 単価値上げ or LPガス高止まり
    乗り換え診断・値下げ交渉 or 都市ガス・電化検討

STEP4|問い合わせテンプレート
(そのままコピペOK)

アパート入居者▼

●ガス会社 お客さま番号:1234567
●ご契約名義:〇〇 〇〇

本日受領した検針票にて、前月比+◯◯%(◯◯m³増)の使用量が記載されています。
生活パターン・機器構成に変化はなく、漏れ警報・メーター遮断も確認できません。
つきましては、①検針値再確認 ②メーター不具合有無 の2点について至急ご回答ください。

物件オーナー様にも確認予定です。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


戸建て入居者▼

●ガス会社 お客さま番号:1234567
●ご契約名義:〇〇 〇〇

本日受領した検針票にて、前月比+◯◯%(◯◯m³増)の使用量が記載されています。
生活パターン・機器構成に変化はなく、漏れ警報・メーター遮断も確認できません。
つきましては、①検針値再確認 ②メーター不具合有無 の2点について至急ご回答ください。

単価上昇が原因の場合、会社の切り替えも検討しております。



お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


今すぐできる節約テク vs 根本対策

■ 即効テク(今日から)

  • 給湯温度を42→39℃に:年間▲3,000円
  • シャワーを1分短縮:月▲1m³
  • 鍋底サイズ=炎の直径に合わせる:ガスコンロ効率+10%

■ 根本対策(3か月以内)

  1. 従量単価を比較…LPガスなら400円/m³以下が適正目安。​
  2. 乗り換え・値下げ交渉…複数社見積りで平均▲12〜15%。​
  3. 給湯器をエコジョーズへ…年間▲10〜13%(10年使用で元が取れる)。​

よくある質問(FAQ)

▼ 20倍請求は本当にあり得る?
検針ミス・メーター交換時の差し戻しミスが濃厚。まず再検針を依頼し、確定前に支払わないこと。

▼ LPガスでも単価300円台は存在する?
集合住宅を除けば可能。地域によっては400円未満の事例も多数。まずは見積り比較を。

▼ 冬だけ急増、夏は平均…これは正常?
水温低下・追い焚き増加で使用量は1.5〜1.8倍が一般的。平均表で季節調整後に判断を。


まとめ

ガス請求が「おかしい」と感じたら、①セルフチェック → ②平均と比較 → ③原因別対処 → ④単価見直しの順で行動するとムダな支払いを防げます。

特にLPガスは単価の見直しが最も効果的。今すぐチェックして、家計をスマートに守りましょう。

 ガス会社を変えたい方へ
【重要情報】をおしらせです!

実は、今使っているガス会社から、ほかのガス会社に変えられないことがあります。

理由は、「ガスボンベを運ぶ人(会社)」が決まっていたり、 ガスを売るお店(卸売り店との関係など)が特別な関係にあることがあるからです。

たとえば…

配送委託(はいそういたく)

「ガスボンベを運ぶ仕事」をほかの会社にお願いしている状態。 そのため変更したいガス会社のガスボンベ配送を、 今のガス会社が担当している場合は変更できないことも!

卸売り・小売り

大きな会社がガスをまとめて売り、 小さなお店がそれを仕入れてお客さんに販売する関係。 この場合「同じグループなので変えられません」と言われることがあります。

だからこそ、関係のない会社を見つけて しっかり切り替えられるか確認することが大切です。 でも、全部を聞いて回るのは大変ですよね…!

そこでおすすめなのが、下の相談窓口に問い合わせる方法です。 さまざまな地域のガス会社と連携しており、 私たちが安心して切り替えできるようサポートしてくれます。

まずは気軽に相談してみましょう!

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適正価格と平均価格の差額|10 m³ 2025年
プロパンガス 適正価格と平均価格の差額
(10 m³・税込 / 2025年)
地域適正価格平均価格差額
北海道5,830円9,911円+4,081円
東北5,720円9,644円+3,924円
関東4,950円8,241円+3,291円
中部5,500円9,021円+3,521円
北陸6,710円10,736円+4,026円
近畿6,380円9,008円+2,628円
中国6,160円9,856円+3,696円
四国6,160円9,856円+3,696円
九州6,160円9,784円+3,624円
沖縄6,050円9,200円+3,150円
全国平均9,458円
※10 m³ は 2〜3人暮らし(毎日シャワー+週3回自炊)の目安使用量
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中日新聞が LPガス料金の“地域格差” を報道 —『自由料金の盲点、家計直撃』

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日経新聞が LPガス料金の“見えない割高” を特集 —『地域で最大2倍の価格差、家計圧迫が社会問題に』

プロパンガスの適正価格と平均価格の乖離が “家計インフレ”の新たな火種 として報道。 当協会のデータも引用され、料金診断の必要性がクローズアップされています。

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読売新聞が ガス料金の“不透明さ” を警鐘 —『利用者保護へ情報開示と競争促進を』

大手紙が相次いで LPガス問題を報道。 「契約の見直しが家計守る鍵」 と主張し、 当協会のデータを引用して 料金診断の重要性 を説いています。

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