ガスコンロを間違えて使うリスク
都市ガスとプロパンガス用のガスコンロは見た目は似ていますが、誤って使用すると火力の異常、ガス漏れ、故障の原因になります。
安全に利用するためには正しく見分けることが重要です。
都市ガスとプロパンガスの主な違い
- 都市ガス地中のガス管から供給される天然ガスを主成分とし、空気よりも軽い。
- プロパンガス(LPガス)ボンベで供給される液化石油ガスで、空気より重く、災害時にも強い。
【見た目以外】違いの詳細はこちらご確認下さい。
正しいガスコンロの見分け方1.シールを見る

①本体に貼られているシールの中身を確認する

ガスコンロには必ず「都市ガス用」または「プロパンガス用」の表示シールがあります。
まずは本体のシールを確認しましょう。
②型番で確認する

ガスコンロの型番をメーカー公式サイトで確認することが確実です。
型番にガス種の記載があるため、簡単に見分けることができます。
正しいガスコンロの見分け方2.外のボンベを見る。

プロパンガス(LPガス)の場合は、基本的にボンベが外にあります。
このボンベがあり、家とつながっている場合は確実にプロパンガスのコンロです。
都市ガスは、ボンベがない。
都市ガスの場合、地中からガスが供給されているため外にボンべがないです。メーターのみが付いています。
※70世帯以上の集合住宅(戸建て)において、プロパンガスを一括で供給する方式は「簡易ガス供給方式」と呼ばれます。この方式では、敷地内に設置された供給設備から、地中に埋められた導管を通じて各家庭にガスを供給します。
【賃貸】都市ガス・プロパンガス見分け方
【賃貸】プロパンガスの場合
外に、倉庫がある場合があります。そこの倉庫に一括でボンベが管理されています。
たまに倉庫なしで、1階にまとまってる場合もあります。
【賃貸】都市ガスの場合
ボンベではなく、メーターのみが集まっています。
ガスコンロの間違いが起こった時の対処法
もしガスコンロを間違えて設置または使用した場合、すぐに使用を中止し、ガス会社や専門業者へ連絡しましょう。
安全に使うためのポイント
- 引っ越しや買い替えの際には必ずガス種を確認。
- 中古品を購入するときも型番とラベルを確認する。
- 使用中に異常を感じたらすぐに使用を停止し、専門業者に相談する。
まとめ
ガスコンロは見た目だけで判断せず、ラベル、型番、ガスメーターなどでしっかり確認しましょう。
安全で快適な生活のため、適切なガスコンロの使用を心掛けましょう。