プロパンガスと都市ガスの違い全15選!逆に共通点は?【今さら聞けないこと】をわかりやすく全解説しています!

【結論】プロパンガスと都市ガスは、全然違う。

以下違いをわかりやすくまとめました!

プロパンガス 都市ガス 違い①原料

プロパンガス

LPガスはプロパンガス(C3H8)やブタンガス(C4H10)の混合ガスを使用しています。

都市ガス

都市ガスは主にメタン(CH4)を使用しています。

そもそも化学式から全く違う物質のガスです。

気になる方はこちらから詳細ご確認下さい!

プロパンガス 都市ガス 違い②料金体系

プロパンガス

プロパンガスは、株式会社や法人で自由に値段設定ができる自由料金制となっております。

都市ガス

都市ガスは行政の下で管理されている規制料金制となっています。

料金の自由度と規律性が違う点です。

プロパンガス 都市ガス 違い③同じ体積あたりの発熱量

プロパンガス

高い。体積あたりで見ると都市ガスよりも発熱量が多いので、効率よく熱を得られる。

都市ガス

LPガスよりも発熱量が少ない。

同じ使用量でお風呂の温まり方が違う。プロパンガスの方が温まる。

プロパンガス 都市ガス 違い④供給方法

プロパンガス

ボンベタンクで供給される。
※基本的には一般家庭はボンベで供給。タンクの場合は施設など。

都市ガス

地下のパイプラインを通じて供給される。

皆と一緒に地下から供給されるか。契約したところで個別で供給されるか。

プロパンガス 都市ガス 違い⑤供給エリア

プロパンガス

どこでも使用可能。都市部だけでなく、地方や山間部など、都市ガスの供給エリア外でも広く使用される。

都市ガス

配管網が発展しているエリアでしか利用できない。

都市ガスには制限がある。プロパンは近くに業者がいれば供給可能。

プロパンガス 都市ガス 違い⑥会社切替え方法

プロパンガス

設備の変更はないが契約の手続きが必要。家の外についているボンベその他付属品を違う会社に交換する。※正式には供給設備を変える。

都市ガス

設備の変更はないが契約の手続きが必要。

プロパンガス会社変えるときは外のボンベを交換する!

プロパンガス 都市ガス 違い⑦設置場所

プロパンガス

地域に関わらず、家庭の庭などにボンベを設置。

都市ガス

都市部の建物にガス管が通っており、個別に設置する必要がない。

プロパンガスはボンベが設置されている。

プロパンガス 都市ガス 違い⑧災害時の復旧速度

プロパンガス

災害時に地域で大きなインフラ障害が起きても、個別にタンク交換や補充ができる。

都市ガス

都市ガスの復旧は、インフラの修復に時間がかかるため、復旧に数日数週間かかる場合がある。

復旧速度に関してはプロパンガスが強い。

プロパンガス 都市ガス 違い⑨会社選択の自由度

プロパンガス

顧客が自由にガス会社を選べる。
※戸建ての貸与契約がない場合に限る。

都市ガス

一般的に地域の指定業者が供給するため、顧客は業者選びの選択肢が少ない。

プロパンガスは全国に18000社以上事業者ある。都市ガスは約200社。

プロパンガス 都市ガス 違い⑩器具・設備

プロパンガス

プロパンガス専用のガス機器が必要であり、ガスコンロや給湯器もLPガス対応のものを選ぶ必要がある。

都市ガス

都市ガス専用のガス機器が必要であり、基本的には都市ガス向けの器具を使用する。

それぞれのガスに合わせたガス機器が必要になる!

プロパンガス 都市ガス 違い⑪在庫管理方法

プロパンガス

充填所や配送センターでガス会社管理している。

都市ガス

インフラ全体でガスの供給を管理している。

プロパンガスは各会社または保安委託業者がガス在庫を管理している。

プロパンガス 都市ガス 違い⑫ガス料金の透明性

プロパンガス

不透明なことが多い。
LPガスの料金は業者によって異なり、価格設定が個別であるため、見積もりが不明瞭な場合もある。

都市ガス

都市ガスは、基本的に料金表が公表されており、企業間で料金に大きな差がない。
地域ごとに同じ料金体系が適用されるため、透明性が高い

都市ガスが圧倒的に公平的な料金。

プロパンガス 都市ガス 違い⑬エネルギー密度

プロパンガス

エネルギー密度が高く、小さなボンベでも長時間使用可能なため、燃料として非常に効率的です。

都市ガス

都市ガスは配管を通じて供給されるため、ボンベやタンクのように携帯性はありません。

プロパンガスの方が効率的に温めれれる。

プロパンガス 都市ガス 違い⑭災害時の対応

プロパンガス

個別対応が可能。被害が少ない地域は早く使えるようになり、大規模な修理を待つ必要がない。中の設備に異常がなければ、マイコンメーターにより自動的にガスが止まり遠隔操作システムによりガスが使えるようになる。

都市ガス

ガス漏れの危険があるため、安全確認が終わるまで全エリアの供給を止める。そのため、被害がなかった地域でも一時的にガスが使えなくなる

災害時はプロパンガスが強い。

プロパンガス 都市ガス 違い⑮価格変動する原因

プロパンガス

サウジアラムコが発表する「プロパン」と「ブタン」のCP価格とガス会社の経営方針で決まる。

都市ガス

都市ガスの価格はLNGの指標(JKMやJCC)で決まり、CP価格の影響は受けない!

料金変動において、プロパンガスの方が会社の方針で決まりやすい。

都市ガス(LNG)とプロパンガス(LPガス)は、価格を決める指標がまったく異なります。

だから、都市ガスの価格が上がったからといって、プロパンガスの価格も必ずしも上がるわけではない のに、プロパンガス会社が「都市ガスも値上がりしてるから」と言って値上げするのは 便乗値上げ の可能性が高いです。

逆に、共通点はある?探ってみましょう!

プロパンガスと都市ガスは違いの量と比べると同じところが少ないんです!

共通点①エネルギー源としての利用

両方ともに家庭や業務用のエネルギー源として利用される点は一緒です!

  • 調理
  • 暖房
  • 給湯など!

使用目的が一緒ということで、前述したように中身は違うので当然設備機械の種類も全然違います!

共通点②使用量の測定

使用量に応じてガス料金が変わる点も一緒です!

ガス会社によって違う(1㎥あたりの単価)×使用量と固定金額の基本料金の合計でガス代が決定します。

特に、プロパンガスの場合は単価が一番大事になる。記載がない会社は注意。

共通点③月々払う

毎月払わないといけないという点も一緒です!

毎月検針日があり、請求書も似ています!

似たような請求書ですが、一つは単に株式会社から請求来ている書類で、一つは公共料金として請求がきている書類になります。

実際は似て非なるものです。

共通点④輸入品である

どちらも海外の輸入品に依存している点は一緒です!

どちらも海外から輸入しています。

ただし輸入先の国や品種が全く違うものであるため、当然価格も異なります。

 ガス会社を変えたい方へ
【重要情報】をおしらせです!

実は、今使っているガス会社から、ほかのガス会社に変えられないことがあります。

理由は、「ガスボンベを運ぶ人(会社)」が決まっていたり、 ガスを売るお店(卸売り店との関係など)が特別な関係にあることがあるからです。

たとえば…

配送委託(はいそういたく)

「ガスボンベを運ぶ仕事」をほかの会社にお願いしている状態。 そのため変更したいガス会社のガスボンベ配送を、 今のガス会社が担当している場合は変更できないことも!

卸売り・小売り

大きな会社がガスをまとめて売り、 小さなお店がそれを仕入れてお客さんに販売する関係。 この場合「同じグループなので変えられません」と言われることがあります。

だからこそ、関係のない会社を見つけて しっかり切り替えられるか確認することが大切です。 でも、全部を聞いて回るのは大変ですよね…!

そこでおすすめなのが、下の相談窓口に問い合わせる方法です。 さまざまな地域のガス会社と連携しており、 私たちが安心して切り替えできるようサポートしてくれます。

まずは気軽に相談してみましょう!

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適正価格と平均価格の差額|10 m³ 2025年
プロパンガス 適正価格と平均価格の差額
(10 m³・税込 / 2025年)
地域適正価格平均価格差額
北海道5,830円9,911円+4,081円
東北5,720円9,644円+3,924円
関東4,950円8,241円+3,291円
中部5,500円9,021円+3,521円
北陸6,710円10,736円+4,026円
近畿6,380円9,008円+2,628円
中国6,160円9,856円+3,696円
四国6,160円9,856円+3,696円
九州6,160円9,784円+3,624円
沖縄6,050円9,200円+3,150円
全国平均9,458円
※10 m³ は 2〜3人暮らし(毎日シャワー+週3回自炊)の目安使用量
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Chunichi

中日新聞が LPガス料金の“地域格差” を報道 —『自由料金の盲点、家計直撃』

東海地方の代表紙も ガス料金の不透明さ に注目。 平均価格と適正価格の差 を明示し、 「比較・診断が節約の第一歩」 と訴えています。

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Nikkei

日経新聞が LPガス料金の“見えない割高” を特集 —『地域で最大2倍の価格差、家計圧迫が社会問題に』

プロパンガスの適正価格と平均価格の乖離が “家計インフレ”の新たな火種 として報道。 当協会のデータも引用され、料金診断の必要性がクローズアップされています。

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Yomiuri

読売新聞が ガス料金の“不透明さ” を警鐘 —『利用者保護へ情報開示と競争促進を』

大手紙が相次いで LPガス問題を報道。 「契約の見直しが家計守る鍵」 と主張し、 当協会のデータを引用して 料金診断の重要性 を説いています。

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